リスク回避の投資スタイル






 リスク回避のリスクとは何か考えてみたことがありますか?

 おそらくほとんどかたは次のように考えていると思います。

 リスク?
  ↓
 馬券を購入したのに的中しないで、払い戻し金がなくてお金がなくなること。

 できることなら1番なりたくない状況ですよね。

 今回はリスクを回避するための方法をいくつか紹介します。
 的中させることができない内的要因とデータのイレギュラーによる外的要因の
 両方から考察します。


 1.投資プランの中に複勝やワイドを含める

   昔からあるオーソドックスなものです。
   例えば、いままで単勝を中心に投資していた場合に単勝と同じ複勝を同時に
   購入することで、単勝は逃してしまったけれども複勝が的中したことによって
   いくらか投資金が戻ってきます。

  (メリット)

   手持ちの投資金の減るスピードを減速させる効果があります。
   的中率を上げることができます。
   単勝が的中すると回収率は下がりますが、複勝も的中しているので
   利益の総額はふえています。

   枠連や馬連に対してワイドを同時に購入していると、タテメ(1、3着や2、3着)
   をカバーすることができます。

  (デメリット)

   下位人気を狙いすぎると、不的中が続き投資金額の負担が大きくなる。


  複勝を買う目安ですが、統計やデータによって異なりますが
  4〜5番人気ぐらいまでなら1日の範囲以内で結果を残すことができそうです。
   (投資をする前に必ずシュミレーションを行ってください)


 2.異なる種類の馬券で同時的中を狙えるように組み合わせる

   (購入例)

   例えば狙っている馬券が単勝3番人気を本命だと考えていた場合
   単勝馬券とさらに1番人気や2番人気との馬連や枠連もいっしょに
   投資することで、的中率のアップがはかれます。

   単勝と馬連などのダブル的中の可能性も秘めています。

   また馬連1点で勝負できると思ったら3連複の2点がすでに軸と決まって
   いるので、流し馬券でも勝負できます。


 3.東西のレースをセットにして購入する

   (主にA-PAT会員の方におすすめです。競馬場やウィンズで馬券を
    購入される方にはあまりオススメできません。)

   理由は時間に追われて少し忙しいからです。

   この方法は、競馬開催場所が中山競馬場と京都競馬場だと仮定して
   前日の検討から当日の投資対象を単勝2番人気に決定したとします。

   投資1レースめは中山競馬と京都競馬のそれぞれで、単勝2番人気を
   購入し2つの場所で同じターゲットに投資をして、これを1レースの投資と
   とらえます。

   メビウスの方程式で計算を行ってください。

   不的中ならば、次の2レースも中山、京都両競馬の単勝2番人気に
   投資を続けてください。

   的中して利益が出れば投資は終了です。

   投資する競馬場を複数にすることによって、たとえどちらかの競馬場で
   イレギュラーが発生しても回避することができます。



 〜まとめ〜

 1.と2.については、的中率をあげる方法と重なる部分がでてきます。
 リスク回避をするには、利益追求よりも的中させることを最優先にしないと
 いけません。たとえ多少のマイナスになっても、長期間で考えると
 マイナスはすぐに取り返すことはできます。

 1つの競馬場でイレギュラーが起きた場合、複数に投資や保険をかけていることで
 1つのデータがイレギュラーをおこしていても、その分他のデータの出現率が
 必ず上昇しているのでカバーはできます。

 3.については、同時に2ヶ所以上でイレギュラーが起こる可能性は極めて
 低いと言えます。

   





    


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