ターゲットの決定プロセス







2005年 第1回中山競馬 単勝2番人気のデータ

日付 出現回数(1日) 年間出現数 出現率(1日)% 年間出現率%
1/5 4 4 33.3 33.3
1/8 2 6 16.6 25
1/9 4 10 33.3 27.7
1/10 1 11 8.3 22.9
1/15 2 13 16.6 21.6
1/16 0 13 0 18
1/22 5 18 41.6 21.4
1/23 1 19 8.3 19.7





2004年 単勝2番人気の関東表開催年間データ(1ヶ月単位)

人気 平均出現数 平均出現率%
単勝2番人気 17.9 18.6






 単勝2番人気を例にとって、ターゲットにするかどうかを考察します。

 上の2つのデータともう1つ知っておきたい数値があります。
 それは、1日に平均して何回出現する可能性があるのか?という数値です。
 単勝2番人気の場合は、
 12レース×0.186(年間平均出現率)=2.232  となります。
 つまり1日あたり2回以上は出現するだろうと予測することができます。

 ここからいよいよ本題に入ります。

 1/5だけのデータを見る限りでは、明らかに年間平均データと比べると
 回数、出現率とも大幅に上回っています。

 1/5の終了時点では、今後単勝2番人気は平均データに数値が近づくと
 予測がたつために、出現率、出現数共に数値が減少していきます。

 出現回数が多い日の次の開催日には出現回数は減少していたりと、
 多少の上下はみられますが、だんだんと数値は減少傾向にあります。

 データの推移を見ていくと、単勝2番人気には第1回の開催期間中は
 あまり投資としての価値はありませんが、ぜひ注目しておいたほうが良い期間が
 あります。

 ずばり 1/16です。この日は単勝2番人気の出現が1度もありません。
 普通1日あたり2回以上の出現数があっても何も不思議はありません。
 データの予測から出現数の低下がわかっていても、1回ぐらいの出現があっても
 よさそうなものです。

 結果論からいうと、次の開催日の1/22は、5回出現しています。
 1/16の出現数がゼロ、1日の平均出現数が2.2をふまえると、
 1/23は4回以上の出現数を見込むことができます。
 
 1/23は1/16の結果を受けての確率の反動があらわれた典型的な
 パターンです。


 このようなパターンをみつけることができれば、絶好のチャンスで
 普段よりも勝つ確率は跳ね上がります。
 パチンコでいうと、確率変動に突入した状態になった感じです。

 普段よりも強気で投資しても差し支えないと判断できます。
 
 しかしながら、いいことばかりではありません。
 1日でかなり高い確率で勝てるのはまぎれもない事実なのですが、
 過去のデータから調べてみると、2日以上続けて単勝2番人気が出現しなかった
 場合があります。この2番人気の投資に関しては、絶対ではありません。
 あくまでも、「かなり確率が高い」ということを認識するぐらいにとどめて、
 24レースぐらい投資ができるマネージメントを組み込んだり、1回の的中で
 さっさときりあげるぐらいのリスク回避は必要になってきます。

 また今回は単勝2番人気を取り上げましたが、他の人気でも同様に投資することは
 じゅうぶんに可能ですが、データの計測期間やタイミングがそれぞれ異なるので
 注意してください。






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