オッズレンジ




 いままで人気を使った投資方法を紹介してきましたが、
 今回は人気から離れて、オッズそのものの数字から投資をする方法を
 紹介します。

 いままでは、ターゲットとなる人気を固定して、馬法の方程式やメビウスの方程式で
 マネージメントをして、投資金額がそのつど変動するといった投資の方法でした。

 こんどは、払い戻されるオッズをある程度固定して、ターゲットにしてしまう方法で
 購入する点数を変動させてしまう方法です。


 〜投資方法〜

  (使用できる種類)

   単勝、枠連、馬連に使用できます。

   複勝、ワイド、3連複、3連単、馬単は除きます。
   理由は、複勝、ワイドには1つの買い目それ自体にレンジが設定されていて
   的中して確定しなければ、配当がわからないためです。

   3連複、3連単、馬単については、どの種類も平均配当額が高く、
   下でわけたオッズレンジでは、的中回数が少なく、オッズレンジを変更すると
   購入点数が多くなり、計算が大変になります。


  (区分)

   まず、オッズを3つのレンジ(範囲)にわけてしまいます。
   
     1.  オッズ 1.0〜4.9
     2.       5.0〜9.9
     3.       10.0〜19.9

   上のオッズレンジは、1日に1回はかなり高い確率で出現します。
   東京、中山、京都、阪神ではかなり有力です。
   その他の開催地では、少し出現率が低下しますが使えないほどではありません。


  (投資のタイミング)

   資金に余裕があるならば、1レース目からはじめます。
   資金が少なく、リスクをできるだけなくしたいならば、
   1レースから6レースまで投資をしないで見送ります。

   6レースまでの結果を見て、単勝3通り、枠連3通り、馬連3通りで合計9種類
   からすでに出現してしまったものを消去法で投資対象から除外します。

   残ったものを7レースから投資をはじめます。
   (最低6レース分の投資金が必要になります。)


  (マネージメント)

    1点の場合      馬法の方程式
    2点以上の場合   メビウスの方程式


  (オッズレンジ付近の買い目にたいする対処方法)

   実際にこの投資方法で実践してみるとわかることなのですが、
   1つとても迷う場面に遭遇します。

   それは、オッズレンジ境界線付近にある馬券の買い目です。
   例えば、馬連の10.0〜19.9倍のオッズを狙っていたと仮定しましょう。

   いざ馬券を購入しようと、オッズ掲示板やモニターを確認すると
   すぐそばに20.2倍のオッズがあったらどうします?

   ルールの中で明確なラインを引いているので、本来は買わなくてもいいのですが
   もしこの馬券が的中してしまったり、レース確定の後にオッズを確認してみてら
   19.9倍以下になっている可能性があります。

   そこでこのような判断が難しい買い目は、次のように対処します。

   20.2倍になっている馬券の時系列に着目します。
   25.7→22.5→20.2倍といったように馬券が買われていったのか、もしくは
   15.6→18.3→20.2倍といったように人気をおとしていったのかで
   取捨する方法が変わってきます。

   馬券が買われた場合は、購入点数に含めます。
   もし変動がほとんどない場合も、購入します。
   人気を落としていった場合は、切り捨てます。


  (投資終了条件)

   1度でも的中したばあい。
   1日のレースがすべて終了した場合。


 



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