メビウスの方程式の使い方(実践編)




 メビウスの方程式は4つの中で1番使うことが多い方程式になると思いますので
 多少煩わしいところもありますが、ぜひマスターしてください。必ず役にたちます。

 〜基本のかたち〜

   (2点買う場合)

 A・・・低いオッズ
 B・・・高いオッズ


  最初に比率数値を求めます。

     比率数値=A÷B+1
  
  次にAの投資金を求めます。

     Aの投資金=累積損失金×1.4÷(A−比率数値)
  
  次に予測獲得額を求めます。

     予測獲得額=Aの投資金×A

  最後にBの投資金を求めます。

     Bの投資金=予測獲得額÷B



 (3点買う場合)

  例)累積損失金1000 オッズが5.0 , 10.0 , 15.0倍の時

    比率数値=5÷10+5÷15+1
          =1.83

    5.0倍の投資金=1000×1.4÷(5.0−1.83)
              =441.6
            数値を切り上げて 500
    予測獲得額=500×5.0=2500

    10.0倍の投資金=2500÷10.0=250
            数値を切り上げて 300
    15.0倍の投資金=2500÷15.0=166.6
            数値を切り上げて 200

    よって投資金はそれぞれ
            5.0倍の投資金は500円
            10.0倍の投資金は300円
            15.0倍の投資金は200円
     このレースでの投資金合計は1000円、一時的累積損失金は2000円



 〜応用編〜

 メビウスの方程式は具体的な金額の数値からレースの投資金を算出するため
 目標利益を設定することができる。上の基本のかたちで紹介した
 Aの投資金の求め方に注目すると、次のように改良することができる。

  Aの投資金=累積損失金×1.4÷(A−比率数値)
   
                 ↓

  最初の投資レース

  Aの投資金=目標利益×1.2÷(A−比率数値)

  2レース目以降

  Aの投資金=(目標利益+累積損失金)×1.2÷(A−比率数値)


  方程式の一部を変えることによって多点買いで自分の望む利益を
  的中させた時に得られるようになっている。
  
  数値を1.4から1.2へ変えたのは、すでに必要な利益を得られるので
  投資金の増加を防ぐリスクヘッジとして変更しています。






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