午前中の投資競馬 パ〜ト2 |
---|
前回の続きから。 1レースごとにデータを詳細に見ていっても、なかなか投資法は見えてきませんでした。 詳細に見ていっても見えないならば、こんどは逆に視野をひろくしてみることにします。 中央競馬は通常1日12レースあるので、半日の前半の6レースで馬券を的中させて 利益を出そうと考えてみます。 最初に考えなければいけないのは、まず 「出現」 するかどうかになります。 当たり前の話になりますが的中しないことには利益はとうぜんありません。 1. 6レース以内に馬券を的中させるために レース数がある程度かぎられていますので、的中させるための出現率の ボーダーラインを出してみます。 出現率=出現回数÷レース数 6レース以内に1回以上の的中が必要なので、 出現率= 1 ÷ 6 =16.66 上の計算式から6レース以内に的中させるために必要な出現率は 16.6%以上必要だということがわかりました。 2. 出現率16.6%以上をもつ馬券の人気と式別
*データは目安としてください。 上の表から条件をみたしているのは、 単勝1番人気、単勝2番人気、枠連1番人気、複勝4番人気 複勝5番人気、複勝6番人気の合計6点が投資の対象として数値をクリアしています。 そしてデータには掲載していませんが、単勝3番人気や枠連2番人気、 馬連1番人気、複勝7番人気が条件次第ですが投資の対象として かろうじて加えることができます。 3. さらに投資対象を絞り込むために ここまで出現率から投資対象となる馬券を絞り込んできました。 最大10点まで絞り込んできましたが、まだ点数がおおすぎます。 さらに絞り込んでいくためには、前日のデータや2日前のデータを比較したり 流れを見て、出現しているかどうか確認しながら決定していくと 的中して利益がでる確率があがります。 また的中率を高めるためには、2点または3点といった複数の点数を 購入することで、不的中になる確率をさげることもできます。 (注意) どの識別を狙うかは、投資する本人のセンス次第になってきます。 過去のデータをJRAやYAHOOのサイトから調べたり、 実際に人気を気にしながら投資競馬をしたことがある人にはわかると思いますが 同じ識別の馬券をずっと買い続けるのはかなりの危険があります。 データの出現ぐあいからターゲットを選出するようにしてください。 出現率がいくら高くても、ここではじきだした数値はあくまでも理論上の数値で あって必ず出現するとはかぎりません。 むしろ資金の運用方法を間違えると、不的中の際に回収するのが困難に なってくる場合があります。 4. 投資金・資金配分方法 1点買いの場合は馬法の方程式を使用してください。 2点買い以上場合はメビウスの方程式を使用してみてください。 ー 追記 − ワイド馬券では、1-2 1-3 1-4 2-3(数字は単勝人気)が出現率16.6%以上 あります。 |
・ 0からはじめる投資競馬 ・ 競馬の本質 ・ 競馬新聞はいらない? |
・ 視点を変える ・ 馬券購入者がおちいる罠 |
・ 小額投資の方法 ・ 午前中の投資競馬 ・ 午前中の投資競馬2 |