JRA vs 競馬ファン ?




 ・自分が競馬でお金を使って負けたとき、そのお金がどこにながれていくか
  考えたことはありますか?

  いいかえると、いったい誰と勝負をしているのかはっきりと相手を
  認識していますか?

 ・あまり深く考えずに単純に物事を考えると、一見JRAの窓口にお金を
  渡しているのだから相手はJRAだろうと考えてしまいがちです。
  馬券が当たったときも、JRAの払い戻しの機械でお金を受け取っているので
  本当の相手がわかりにくい構造になっています。

 ・本来JRAは競馬を運営し、集金と配当金の分配をおこなっているだけなので
  レースの売上の約25パーセントを控除率(運営費)として、総売上金から
  差し引いています。(25パーセントは世界中で1番高い控除率で、問題がおおいに
  あるが・・・)

  残りの75パーセントを馬券が当たった人に払い戻しています。

  つまり基本的には、競馬というマネーゲームは参加者どうしのあいだで
  お金の争奪戦をしているのです。

  これは競馬に限らずほとんどのマネーゲームについても同じことがいえます。

 ・競馬と同じような構造になっているのは、パチンコやカジノ、宝くじ、半丁博打
  一方で1番わかりやすいのがポーカーゲームや麻雀です。
  麻雀は1つのテーブルに勝者と敗者が同席していて、直接点棒のやりとりが
  おこなわれて勝者と敗者が決まります。
  (注:日本では麻雀で金銭のやりとりは禁止されています。)

  話がすこしそれてしまいましたがもとにもどすと、競馬でお金をかけるという行為は
  JRA vs 投票者ではなく、投票者 vs 投票者という図式になります。
  つまりあなたの隣で競馬新聞とにらめっこしている若者やモニターの前で声援を
  送っているおっちゃんたちであったり、はたまた携帯やパソコンから投票している
  顔の見えない参加者たちなのです。

 ・マネーゲームで勝つには、競っている相手の動向をよりはやく正確につかむことも
  とても重要な要素の1つです。相手と同じように、競馬新聞に穴があくほど
  ながめたとしても他の人と同じことをしていたらいつまでたっても勝ち組に入る
  ことはできません。

 ・またどんなに頑張ってみたところで競馬新聞をつくっている競馬記者や現場の
  トラックマン(主に調教中の馬のタイムを計測する人)、予想・印を打っている人たち
  にはとうていおよばないですし、一般の競馬愛好者たちも同じかそれ以上の
  努力をしているかもしれませんから視点をを変えて挑戦してみる必要が
  ありそうです。



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